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むすめとむすこがおなかにいた頃のお話

ということで、昨日ぶりですこんにちは。

文章の上手、下手は置いておいて、私はPCで文字を打ち込むのが好きなので、ブログって実は昔から好きなのです。ただ、たいてい何日かするとネタ切れになって更新しなくなって管理が面倒になってブログ削除するっていう。

いつまでもつかな、ここも。

 

さて、タイトルの通り、今回は、むすめとむすこを妊娠していた頃を思い出してみます。アフィリエイトとかやっていないのでアレですが、よかったグッズとか思いだしたらリンク貼ってみます。

 

 

むすめの妊娠

妊活

2020年梅雨。隣駅にある不妊治療クリニックを受診し始めました。

いろいろあって妊活をやったりやらなかったりで結婚生活4年目を迎えたころ。

持病の潰瘍性大腸炎の症状もほぼ完解状態で安定して、ふと気づくともう四十間近。

うーん、これは普通には妊娠できなさそうだぞ、と思って受診しました。あと、なんかテレビでやってたのもあって(不妊治療のニュースかなんか)。

クソ高い検査(保険外だからしょうがないけど)をし、定期的に通院しながらタイミングを図ること数回、タイミング法もそろそろ限界だから次のステップに行きましょう、まずは血液検査から、と宣言されたタイミングで妊娠判明しました(笑)

ここだけの話、私、生理周期と基礎体温は測ってて、一応自分なりにタイミングはここだ!というのをとってました。でも妊娠できないなー妊娠しづらいのかなーと思っていたんですが、

排卵日にタイミングとってたら遅ェ

ということがクリニックに通って判明。無事、正しいタイミングをとって妊娠に成功しました。

出産

夫婦の実家がそれぞれ遠かったので、私の実家に里帰り出産することにし、派遣社員だった私は泣く泣く退職となりました(産前休暇まで働いたら産休が使えた&給付金がもらえたらしい)。

里帰り先に帰省する前の最後の妊婦健診で胎児の逆子が判明、、、

まだ回るから大丈夫よ、と言われた通り、確かに里帰り先の健診では逆子だったりそうでなかったりとクルクル動いていました。

胎動も、胃の側をけられる日もあれば、ガッツリ膀胱のあたりをけられる日もあり、ああ、上向いてるな、下向いてるな、とよくわかりました。

 

次の健診で手術日を決めましょう、と言われた2日後の金曜日。

朝から沐浴用のベビーバスを膨らませていたところ、どうも下腹が少し張って痛む。

休み休み夜まで過ごすものの、夕方あたりから痛みが強まる。生理痛の少し強い感じ。

夕ご飯は少し痛みが治まったころに食べ、風呂にも入るが痛みが治まらない。

いよいよおかしいなと思い産院(大学病院です)に連絡。すぐ来い、と言われ即入院。

モニターをたくさんつけられてその日は処置室で過ごす。

その週末、里帰り先に最後の荷物を運びに来る予定だった夫は自宅待機に。とりあえず土曜日は一日中モニタ付けたり外したり、部屋を移動したりして痛みはほぼ忘れていました。張り止めの薬もよく効いたんだと思う。

テレビでスポーツ中継を見ながら天ぷら盛合せを食した後、寝る頃になって少しお腹が痛み出す。寝れば治るだろ、と思い横になるもどんどん痛くなるお腹。

ナースセンターでモニタリングしていた看護師さんが飛んできて、

「痛くないですか?」

と聞かれる。痛いです、少し、と言ったらなんかモニタのほかに簡易エコーまでやってきて内診。そっちのが痛ェ、と思いながら診察を待っていたら、ちょっとこのまま出しましょう、と言われる。

 

え?手術もうするの??え???

 

と混乱している間に、麻酔科の先生から説明、尿道カテーテル入れられる、手術着に着替える、などテキパキ進められる準備。

ご家族にも連絡してください、と言われる。時間にして明け方4時ごろ。いや寝てるだろ、、、と思いながらも一応ラインを入れる。夫にもラインを入れた。

手術室へそろそろ移動ですがお話されますか?と言われ、一応電話したら出てくれたので夫とも話す。来るなら安全運転でね、とか言った記憶がある。

 

背中から麻酔を入れるための麻酔がすごく痛かったけれど、その後はなんかよくわからないうちに手術が進められ、元気すぎる産声に手術室のスタッフの皆さんが笑ったことで私も安心。娘の顔を見て、猿だ、、、としか思えなかったのはここだけのお話。

 

少し小さめで生まれたむすめは今すっごく元気な魔の2歳児になって日々母を困らせる始末。

とにかく2年間突っ走ってきたなあ、これから末永くよろしくね、むすめ。

 

むすこの妊娠

妊活とは・・・?

そんなこんなで帝王切開の経産婦さんは1年間は妊娠を避けてね、と言われていたし、産んだ直後は2人目が欲しくなるなんて微塵も思っていなかったので、あーはいはい、と聞き流していたその言葉。

むすめの育児に少しずつ慣れてくると、なんとビックリ2人目欲しいなあ、と思い始める。実は夫婦とも一人っ子なので、きょうだい児ってどんなものなのかよく知らない。私は個人的にきょうだいが居たら楽しかっただろうなあと思っていたので、潜在的に2人目が欲しいと思っていたのかもしれない。

ただ、時間も金もないので、クリニックに通うまでして妊活をすることはやめよう、40歳になったらその時点であきらめよう、と夫と意見をすり合わせて臨んだ1回目の妊活。

 

妊娠した!

 

夫も私も驚いた。どうも生理予定日に来ない。そして体の調子もなんとなく妊娠超初期っぽい感じがする。

半信半疑で検査薬をやったら、ドドーンと陽性(っていうのかな)反応が。

あの不妊治療はなんだったんだ、、、と思いながら再びの妊娠生活。

 

出産

妊娠後期は少し不正出血などがあり、里帰りのタイミングがズレにズレたが、里帰り先の健診では全く出血もなく、予定帝王切開を迎えることができた。

手術日は、先生の意向で正期産に入ってすぐ。というのも、むすめを少し早めのタイミングで産むことになった点が引っ掛かっていたらしく、経産婦だしもしかしたらまた早く出てくるかも、ならば早めに設定しよう、となったらしい。

むすめのときが緊急帝王切開だったのでもっとゆったり準備して余裕しゃくしゃくで予定日を迎えられるかと思いきやその真逆で、むすめのお世話の傍ら、手術に向かう手順などを手引きなどを読みながら想像すると緊張が止まらない。

前日入院したが、当日朝一の手術までほぼ一睡もできなかった。

 

手術はスムーズにいったらしいが、予定帝王切開だと心に余裕があるのか、赤ちゃんと対面した後(ちなみに、デカッという感想以外なかった)、いつまでお腹がパックリ開いてるんだろうとか考えてたら怖くなったり、完徹で臨んだことで眠くなったり(寝ていいですよとは言われた)、なんか忙しい1時間くらいだった。

 

産後の後陣痛とか手術の痛みとかやばいよ、というのをTwitter(Xとはまだ呼びたくない恥ずかしい)で見ていたので身構えていたが、痛み止めがよく効いたのか痛みに強いのか、あまり激しい痛みはなかった。

新生児のお世話はむすめのことを思い出しながら、あーこんな感じだったなーと懐かしむ余裕もあり。

家に帰れば怒涛の育児がどうせ始まるから、今日は夜寝かせてください、と伝えて夜間授乳をスキップしたりもできた(大部屋なので、母子別室)。

 

その後、案の定怒涛の毎日だけれど、とりあえず半年は何事もなく過ぎた。

むすこは思ったよりだいぶ大きく成長している。

お姉ちゃんに構われたり叩かれたりされるけどいつも笑顔のむすこ、これからも心優しきノッポくんでいてください。

 

 

 

とまあ、これが私の妊娠出産キロクです。

本当は、潰瘍性大腸炎のこととか、出産準備とか、入院バッグとか、いろいろ触れたいこともあるにはあるけれど、さすがに3人目はもうなさそう(年齢的にも経済的にも体力的にも)なので、本当に本当に気が向いたら追記します。

 

コロナ禍の入院で面会制限があったりしたので不便さは感じたものの、病院のスタッフの皆さんにはとてもお世話になりました。特に産院となった大学病院のスタッフの皆さんには感謝しています。

 

n=2の妊娠出産が誰かの手助けになればいいな、と思います。