私が大好きな絵本があります。
子どもができて、やはり一番に「どんな絵本を用意しようかな」と思いました。
はらぺこあおむしは絶対に外せない、葉っぱのフレディも有名だし、仕掛け絵本もいいなあ、なんて思いを馳せていました。
でも私の心には、ずーっと一冊だけ。でも、タイトルなんて覚えていなくて、内容しかわからない。登場人物の名前だってよく覚えていない。
葉っぱが出てきた気がする!葉っぱが流れていく話!
葉っぱのフレディか?と思い、どうせ買うなら、ということで早々に手元に準備しましたが、絶対違う。こんなに字が多い本じゃない、、、
冒険する話だった、絶対そう。
なんか変身していくんだったよ。
里帰り中に母親にこんな絵本あったの覚えてる?と聞くと、
あんたが毎日お父さんに読むようにせがんでたから覚えてるよ
とのこと。
でも母もタイトルや具体的な内容は思い出せず、フレディじゃないの?と。
いやそれは違うんだ、なんか違うのよ、、、と思い出せないままモヤモヤだけ残り。
ふと実家の母の部屋にある本棚を眺めていると見つけました。
「きつつききつね」
これ、調べてみると絶版?のようです。
(ヤフオクで1件出てますが)
きつねが変身して紙飛行機になったり葉っぱになったりしていくお話。
なぜか私はこれが大のお気に入りだったようで何度も何度も読んでもらっていたようです。
おかげで大人になってもこんな感じの絵本があった、と覚えていられました。
むすめやむすこに読んであげられる日を楽しみにしています。
(少し字が多めなので3歳くらいからが楽しめるかな?)